2024.04.24 08:35
四万十川に木のこいのぼり 米奥小学校の15人が彩色 高知県四万十町
全児童15人が彩色した木のこいのぼりが四万十川に仲良く並んだ(四万十町米奥)
四万十川のほとりに位置する同小の児童や保護者らが2011年から続ける取り組み。この日の設置作業には教職員や住民も加わり、学校横の流れにロープやワイヤを張った後、児童15人が手がけた木のこいのぼりを泳がせた。
作品は動物や自分の手形などをモチーフに、カラフルに色付けされており、児童たちは「ほかの人とかぶらないよう植物をデザインしました」「皆が工夫して描いた作品なので、川に並ぶとうれしい」などと満ち足りた様子だった。
住民らは木のこいのぼりの上空にもこいのぼり18匹を泳がせた。これらを眺めることができる四万十源流大橋には、不織布のこいのぼり約100匹を掲げた。
また、上流にある一斗俵沈下橋の周辺にも、保護者らが彩色した木のこいのぼり36匹を浮かべた。(福田仁)