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2024.04.16 08:39

元海援隊士、石田英吉の手紙14通発見 安田町の生家 父や高松家との関係示す初史料

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石田英吉の生家から見つかった手紙(安田町の安田まちなみ交流館「和」)

石田英吉の生家から見つかった手紙(安田町の安田まちなみ交流館「和」)

 元海援隊士で本県や秋田県の知事を歴任した石田英吉(1839~1901年)が家族に宛てた手紙14通がこのほど、安田町中ノ川の生家から見つかった。これまで明らかになっていなかった私生活や同郷の高松家との交流がうかがえる内容で、専門家は「実家での発見は珍しく、今後の海援隊研究においても重要な発見だ」としている。

 英吉は医師である父、伊吹泰次の元に生まれ、坂本龍馬の義兄で儒学者の高松順蔵に師事。大阪で医学を学んでいたが、天誅(てんちゅう)組や海援隊で活動するうちに政治の道を志し、明治維新後は本県のほか秋田や長崎で知事を務め、貴族院議員となった。

長崎県知事時代に勲章を受け、大礼服に身を包んだ石田英吉

長崎県知事時代に勲章を受け、大礼服に身を包んだ石田英吉

 手紙は、…

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