2024年 04月30日(火)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2024.04.08 19:12

米学費ローン、新免除計画を発表 バイデン政権、選挙にらみ

SHARE

 米ワシントンで学費ローンに抗議する人たち=2023年6月(AP=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は8日、連邦政府が提供した大学の学費ローンに関し、新たな返済免除計画を発表した。秋までの実施を目指し履行されれば、3千万人以上が対象になるとしている。米国の大学授業料は高額で社会問題となっている。再選を目指す11月の大統領選を前に、ローン返済を抱える世帯の支持獲得を狙う。


 政権は2022年、最大4300万人が対象となる学生1人当たり最大2万ドル(約303万円)の返済免除策を公表。ただ連邦最高裁が23年、行政権を逸脱しているとして無効との判断を示したため、代替措置を模索していた。


 新たな計画はローンの金利が原因で当初借りた金額以上の借金を抱える対象者1人当たり最大2万ドルの返済を免除するほか、生活に困窮し返済ができない人や、返済期間が20年を超えた人も免除対象にするとしている。


 政権高官は野党共和党議員が政権の返済免除策に反対して提訴し、最高裁は共和党の肩を持っていると批判し「バイデン氏は返済免除を実現するため闘い続ける」と記者団に語った。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N国際

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月