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2024.04.08 08:36

自転車で「UFOラインアタック」 空と山の境界、130人が快走 高知県いの町

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通行再開前の「UFOライン」で絶景を満喫する参加者(いの町寺川)

通行再開前の「UFOライン」で絶景を満喫する参加者(いの町寺川)

 いの町本川地域の標高約1700~1800メートルに位置するUFOラインを自転車で走る「UFOラインアタック」が7日行われ、県内外の約130人が空と山の境界線のような絶景ロードをさっそうと駆け抜けた。

 UFOラインは高知・愛媛県境の石鎚山系の尾根沿いに整備された町道瓶ケ森・瓶ケ森西線の通称。雄大な景色の尾根という意味の「雄峰」や、未確認飛行物体の目撃情報があることにちなみ、その名が付いた。

 参加者はそれぞれ47キロと33キロに分かれ、山が連なるコースを快走。野鳥のさえずりや風で揺れる草木の音も感じつつ「最高や~」「気持ちいい」などと楽しんだ。コースの途中とゴールでは、本川産のキジを使ったラーメンやハンバーガーも振る舞われた。

 京都市から訪れた宮崎達也さん(40)は「風は多少強かったけど、眺めが壮大で、すがすがしかった。開放感があっていいコースですね」と笑顔を見せていた。

 UFOラインは凍結や積雪のため、例年11月下旬から4月中旬にかけて通行止めになる。イベントは8日の通行再開に合わせ、地元NPO「K2」や町観光協会などでつくる実行委員会が企画。新型コロナウイルス感染拡大のため、2019年以来2度目の開催となった。(谷川剛章)

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