日本鶏１４４羽　美しさ競う　安田町で品評会

2024.03.29 05:00

日本鶏１４４羽　美しさ競う　安田町で品評会

高知新聞社

１羽ずつ小シャモを観察する審査員（安田町安田）

　四国(しこく)の小(こ)シャモ愛好家(あいこうか)らが集(つど)う四国(しこく)銘(めい)鶏(けい)小(こ)軍鶏(しゃも)会(かい)が２４日(か)、初(はじ)めてとなる日本(にほん)鶏(けい)の品評(ひんぴょう)会(かい)を安田(やすだ)町(ちょう)安田(やすだ)で開(ひら)きました。１６人(にん)がミノヒキチャボなどをふくむ計(けい)１４４羽(わ)を出品(しゅっぴん)し、色(いろ)や姿勢(しせい)、顔(かお)つきなどを競(きそ)いました。

　高知(こうち)県(けん)は、国(くに)の天然(てんねん)記念物(きねんぶつ)の鶏(にわとり)１７品種(ひんしゅ)のうち、特別(とくべつ)天然(てんねん)記念物(きねんぶつ)「オナガドリ」をはじめ小(こ)シャモなど６品種(ひんしゅ)を生(う)み出(だ)した〝鶏(にわとり)王国(おうこく)〟。小(こ)シャモは、闘鶏(とうけい)用(よう)のシャモを観賞(かんしょう)用(よう)に小型(こがた)化(か)させた品種(ひんしゅ)で、１さい以上(いじょう)のオスが１キログラム未満(みまん)、メスが８００グラム未満(みまん)。

　品評(ひんぴょう)会(かい)場(じょう)は安田(やすだ)町(ちょう)に住(す)む会長(かいちょう)、宮崎()孝二()さん（６１）の自宅(じたく)倉庫(そうこ)。「コケコッコー」とにぎやかな鳴(な)き声(ごえ)がひびく中(なか)、１羽(わ)ずつ審査員(しんさいん)が抱(だ)き上(あ)げ、「色(いろ)も羽(はね)の密度(みつど)も顔(かお)つきもえい」「シャンプーで手入(てい)れしちゃったらもっとようなる」などと評価(ひょうか)していました。最高賞(さいこうしょう)の県知事(けんちじ)賞(しょう)には高知(こうち)市(し)の太田()教()義()さん（５７）が選(えら)ばれました。

　宮崎()さんは「一般(いっぱん)の人(ひと)も交(まじ)えた交流会(こうりゅうかい)も開(ひら)き、日本(にほん)鶏(けい)のみりょくを広(ひろ)めていきたい」と話(はな)していました。

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