助産所、自宅出産見つめ　ドキュメンタリー「１％の風景」　３／２３、２４　高知市で上映会

2024.03.19 08:24

助産所、自宅出産見つめ　ドキュメンタリー「１％の風景」　３／２３、２４　高知市で上映会

高知新聞社

（Ｃ）２０２３　SUNSET　FILMS　

　医療機関でのお産が９９％を占める日本で、助産所や自宅での出産を選んだ妊婦と、伴走する助産師の姿を見つめたドキュメンタリー「１％の風景」＝写真＝が２３、２４の両日、高知市帯屋町２丁目のメフィストシアターで上映される。

　初産の人、出産予定日を過ぎた人、コロナ禍で病院での立ち合い出産がかなわず転院を決めた人―。都内にある二つの助産所などを舞台に、女性４人のお産に密着。妊婦や家族と信頼関係を深めながら、アットホームな雰囲気で誕生の瞬間を待ち、産後も心身に寄り添う助産師の仕事を丁寧に映し出す。さまざまな理由で助産所でのお産が減っている現状にも触れる。

　第１子を病院で、第２子を助産所で産んだ吉田夕日が初監督を務めた。

　午前１０時５０分、午後１時半、４時１０分、６時５０分（２４日はこの回なし）から。それぞれ１４００円（当日１６００円）、高校生以下８００円。予約、問い合わせは主催のゴトゴトシネマ（０９０・９８０３・９９８４）へ。（徳澄裕子）

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