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2024.03.18 09:56

「高知をサウナの街に!」 サウナブームの火付け役、ととのえ親方とサウナ師匠がトーク 高知市【ウェブ限定】

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"ととのえ親方"こと松尾大さん=左=と"サウナ師匠"こと秋山大輔さん(高知市のキネマM))

 サウナブームの火付け役といわれる、"ととのえ親方"こと松尾大さん(47)=北海道=と"サウナ師匠"こと秋山大輔さん(45)=東京都=のトークショーが15日夜、高知市内で開かれました。

 2人は日本初のサウナブランド「TTNE」を主宰し、全国でサウナ施設のプロデュースを手掛けるなど活躍しています。約50人が集まった会場で「高知をサウナの街に!」と、熱いトークを繰り広げました。

 トークショーは、高知市南川添の人気サウナ施設「SAUNAグリンピア」を運営するサウナリージャパン(吉永幸平代表)が、本場フィンランドのサウナブランド「HARVIA(ハルビア)」の高知県初の正規代理店になることを記念し、企画されました。

 松尾さんと秋山さんは、サウナヒーターなど販売するハルビアのグローバルアンバサダー。日本でいうお風呂の湯船のように「一家に1台サウナを」という夢を掲げています。

"ととのえ親方"こと松尾大さん

 松尾さんは「例えば、子どもが大きくなると親とお風呂に入らなくなるけど、サウナだったら入れる。友だちが家に来たときなんかも、一緒に入れる」と"家サウナ"の魅力を力説。「家とかいろんなところにサウナができたら、本当に幸福度が上がる。高知自体がサウナの街みたいになったら、犯罪なんかもなくなるんじゃない?」と笑っていました。

 秋山さんも「コンビニぐらい、サウナが生活の中に入ってくるものになれば。家にサウナがあれば、毎朝シャワーを浴びるぐらい特別なことじゃなくなる」と語っていました。

 松尾さんはさらに「今はサウナブームというより、サウナの入り方ブーム。サウナ入って、水風呂入って、休憩するという入り方が分かり『ととのう』という言葉が生まれた」と解説し、「今まではみんなサウナの入り方が分からず、ただ汗をかいていた。サウナ→水風呂→休憩の流れが分かっちゃうと、サウナ無しの生活には戻れなくなる」。

"サウナ師匠"こと秋山大輔さん

 秋山さんは会場からの「サウナの気持ちよさを知らない人に、どう魅力を伝えればいいか?」という質問に「自分が企画したサウナイベントでは、ミュージシャンを呼んでフェスにしたり、有名店のシェフを呼んだり。それをきっかけに来た人をサウナに引きずり込み、水風呂に沈め込んだ」と笑いながら振り返り、「楽しいことを入り口にして、サウナを好きになってもらうみたいなことをやってきた」と答えていました。

 そのほか2人は「海外には『ととのう』という言葉がなく、サウナの入り方や感じ方が違う」「ドイツで300人ぐらいが一気に入れるサウナに入ったけど、水風呂がちっちゃくて!向こうではサウナの後はシャワーなんだよね」など海外のサウナ事情についても語り、会場を沸かせていました。(楠瀬健太)

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