2024.03.11 19:01
免許証偽造疑いで夫婦逮捕 4億円超不正送金に悪用か
運転免許証を偽造したとして、警視庁や長崎県警など16都道府県警の合同捜査本部は11日までに、有印公文書偽造の疑いで長崎県長与町岡郷、会社員豊島祐志容疑者(31)と妻のパート里恵容疑者(31)を逮捕した。ともに容疑を認め、豊島容疑者は「簡単に稼げる副業を検索し、SNS(交流サイト)で出会った人物に指示されてやった」と供述している。
警視庁によると、2人は2021年夏以降、少なくとも50人の個人情報を使って免許証を偽造し、インターネットバンキングからの不正送金を行うグループに提供。他人名義の口座作成などに悪用され、4億5千万円以上の被害につながったとみられる。