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2024.03.02 18:25

【復刻】ファイナルファンタジーで成功 高知市出身の植松伸夫さん ゲーム音楽の第一人者に

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2024年3月16日、地元高知のバンドと一夜限りのライブ
 高知市出身で、ファイナルファンタジー(FF)シリーズの作曲を手掛けたゲーム音楽の巨匠、植松伸夫さんが出演する一夜限りのライブ「Fantasy Night~マッタンの夢をかなえたい~」が16日、同市桟橋通5丁目の「BAY5 SQUARE」で開かれます。植松さんは2005年に高知新聞のインタビューで自身の原点や足跡について語っています。ライブに合わせ、高知新聞PLUSでインタビュー記事を復刻しました。ぜひご覧ください。

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新しいゲームの音楽を作曲する植松さん。「楽器は実は下手なんですよ」(東京・目黒区内のスタジオ、2005年撮影)

新しいゲームの音楽を作曲する植松さん。「楽器は実は下手なんですよ」(東京・目黒区内のスタジオ、2005年撮影)

植松さん、海外でコンサートも 「原点は高知のレコード店」 (2005年7月4日朝刊掲載。年齢や経歴などは掲載当時)
 「ゲームミュージック界の巨匠」と呼ばれる県出身者が東京にいる。植松伸夫さん(46)。大ヒットシリーズ「ファイナルファンタジー(FF)」の大半の曲を手掛け、近年は海外でFF音楽のコンサートをプロデュースするなど活動の幅を広げている。と聞けば、“音楽エリート”の印象も受けるが、「僕の原点は高知のレコード店」と言い、東京で食えない時代を経験したことも。ゲームの主人公さながらに成長してきたストーリーを聞いた。

 6月中旬、東京・目黒のスタジオ。「どうも、どうも」と、植松さんは「巨匠」らしからぬ気さくさで迎えてくれた。

 「巨匠? そんな自覚、全然ないですよ。仕事に追われる日々で…」。話の節々に冗談も挟むちゃめっ気たっぷりのおじさんでもあった。

 ■貧乏時代
 植松さんは高校卒業まで高知市で過ごした。バンドなどに打ち込みながら「『音楽で飯を食えれば』と漠然と考えていた」そうだが、…

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