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2024.02.27 06:34

死亡の男、桐島聡容疑者と特定 連続企業爆破、5事件で書類送検

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 1974~75年に起きた連続企業爆破事件の一つに関与したとして、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)を名乗り、今年1月に病死した男について、警視庁公安部がDNA型鑑定などで身元を容疑者本人と特定したことが27日、捜査関係者への取材で分かった。指名手配容疑を含む五つの事件に関与したとして同罰則違反と殺人未遂の疑いで27日に書類送検した。


 男と親族のDNA型鑑定で「親族関係に矛盾なし」との結果が出ていた。公安部は鑑定結果などを踏まえ、本人と判断。約49年にわたる逃亡生活の実態や支援者の有無を引き続き調べる。


 桐島容疑者は、75年4月19日に東京・銀座の韓国産業経済研究所入り口ドア付近を手製の時限爆弾で爆破した疑いで、同5月に指名手配された。公安部は指名手配容疑の他に同年に間組(現安藤ハザマ)が狙われた四つの爆破事件に関与した疑いで書類送検した。

(c)KYODONEWS

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