Ｈ３ロケット打ち上げ成功　無事に衛星切りはなす

2024.02.26 05:00

Ｈ３ロケット打ち上げ成功　無事に衛星切りはなす

高知新聞社

鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられるＨ３ロケット２号機＝１７日

　日本(にほん)の新(あたら)しい主力(しゅりょく)ロケット「Ｈ３」の２号機(ごうき)が１７日午前(にちごぜん)、鹿児島(かごしま)県(けん)の種子島(たねがしま)宇宙(うちゅう)センターから打(う)ち上(あ)げられました。

--[[以降省略]]--

　Ｈ３は、高度(こうど)約(やく)６８０キロで二(ふた)つのミニ衛星(えいせい)を無事(ぶじ)に切(き)りはなすなどし、打(う)ち上(あ)げは成功(せいこう)しました。新(しん)開発(かいはつ)の主力(しゅりょく)ロケットの打(う)ち上(あ)げが成功(せいこう)したのは３０年(ねん)ぶりのことです。

　Ｈ３は２段式(だんしき)のロケットで、２号機(ごうき)の全長(ぜんちょう)は約(やく)５７メートル。今(いま)の主力(しゅりょく)の「Ｈ２Ａ」の後(あと)を引(ひ)きつぎ、より大(おお)きな衛星(えいせい)を安(やす)い費用(ひよう)で打(う)ち上(あ)げることを目指(めざ)しています。宇宙(うちゅう)航空(こうくう)研究(けんきゅう)開発(かいはつ)機構(きこう)（ＪＡＸＡ(ジャクサ)）などが２０１４年(ねん)から、約(やく)２２００億(おく)円(えん)をかけて開発(かいはつ)を進(すす)めてきました。

　昨年(さくねん)３月(がつ)に１号機(ごうき)の打(う)ち上(あ)げが行(おこな)われましたが、２段目(だんめ)ロケットのエンジンに火(ひ)がつかないトラブルが発生(はっせい)して失敗(しっぱい)。ＪＡＸＡ(ジャクサ)はロケットに改良(かいりょう)を加(くわ)え、約(やく)１年後(ねんご)の再(さい)チャレンジで成功(せいこう)に行(ゆ)き着(つ)きました。

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