藤井八冠が王将防衛でタイトル戦２０連覇　史上最多

2024.02.23 05:00

藤井八冠が王将防衛でタイトル戦２０連覇　史上最多

高知新聞社

藤井聡太八冠

　将棋(しょうぎ)の藤井()聡()太()八(はち)冠(かん)（２１）が、東京都(とうきょうと)立川(たちかわ)市(し)で行(おこな)われた第(だい)７３期(き)王将(おうしょう)戦(せん)７番(ばん)勝負(しょうぶ)第(だい)４局(きょく)で、挑戦者(ちょうせんしゃ)の菅井()竜也()八(はち)段(だん)（３１）に勝(か)ち、４勝(しょう)０敗(はい)で王将(おうしょう)のタイトルを防衛(ぼうえい)しました。藤井()八(はち)冠(かん)はこれまでに出場(しゅつじょう)したタイトル戦(せん)を全(すべ)て制(せい)しており、２０期(き)連続(れんぞく)の獲得(かくとく)は故(こ)大山()康晴()１５世(せい)名人(めいじん)の１９期(き)を抜(ぬ)き史上(しじょう)最多(さいた)となりました。

--[[以降省略]]--

　今年(ことし)最初(さいしょ)の防衛戦(ぼうえいせん)を終(お)えた藤井()八(はち)冠(かん)は２０連覇(れんぱ)について「意識(いしき)しても目指(めざ)せるものではないので、光栄(こうえい)なことかなと思(おも)う」と話(はな)しました。

　将棋(しょうぎ)には竜王(りゅうおう)・名人(めいじん)・王位(おうい)・叡王(えいおう)・王座(おうざ)・棋王(きおう)・王将(おうしょう)・棋聖(きせい)と、八(やっ)つのタイトルがあります。藤井()八(はち)冠(かん)は現在(げんざい)、全部(ぜんぶ)のタイトルを持(も)っています。

　藤井()八(はち)冠(かん)は２０２０年(ねん)、棋聖戦(きせいせん)５番(ばん)勝負(しょうぶ)で勝(か)ち、最年少(さいねんしょう)でタイトルを獲得(かくとく)しました。その後(ご)は５番(ばん)勝負(しょうぶ)や７番(ばん)勝負(しょうぶ)で勝利(しょうり)を重(かさ)ねて、昨年(さくねん)１０月(がつ)に初(はじ)めての八(はち)冠(かん)独占(どくせん)を果(は)たしました。

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