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2024.02.20 20:19

日航、全日空子会社も不正 羽田の車両運転資格試験で

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 羽田空港の制限区域内で車両を運転するための資格試験の際に、試験監督を務めた日航子会社の社員が受験した社員に資料の閲覧を許していた問題で、日航は20日、別の子会社でも同様の不正があったと明らかにした。ANAホールディングスも20日、全日空とANAエアポートサービスの2社でも同様の不正があったと発表した。


 日航によると、不正があったのは空港でのカウンター業務など旅客サービスを担うJALスカイ。滑走路や駐機場で車両を運転する際のルールなどを確認するオンライン試験で、2022年5月から24年1月の間に4回、受験した計9人と監督を務めた計4人が不正を行った。試験監督を務めた社員は「管理職から資料を見て良いか聞かれ、断れなかった」と話しているという。


 ANAホールディングスによると、全日空では22年8月から24年2月まで整備部門の社員計6人が、ANAエアポートサービスでは、23年2月から12月までの間に計72人が資料を閲覧できる状態で受験した。いずれも監督が2人付いていた。全日空で試験監督を務めた社員は「資料の閲覧を許可されていると誤認していた」と話しているという。

(c)KYODONEWS

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