2024.02.16 23:24
米、1月卸売物価0・9%上昇 伸び率2カ月ぶり縮小
【ワシントン共同】米労働省が16日発表した1月の卸売物価指数はモノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より0・9%上昇し、伸び率は2カ月ぶりに鈍化した。ただ、市場予想の0・6%を上回り、インフレが根強いことを改めて示した。サービスの価格が2・2%上昇したのが全体を押し上げた。
モノの価格は1・7%低下。エネルギーが9・8%、食品が3・6%それぞれ下げた。変動が激しい食品とエネルギーを全体から除いたコア指数は2・0%上昇した。
総合指数の前月比(季節調整済み)は0・3%上昇し、伸び率は昨年8月以来、5カ月ぶりの大きさ。上がったのは2カ月ぶり。市場予想は0・1%上昇だった。