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2024.02.16 17:11

元部下にセクハラで賠償命令 600万円、鳥取地裁

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 鳥取地方裁判所

 コールセンター業務を手がける「エヌ・エル・エヌ」(鳥取市)の岡山支店に勤めていた30代女性が、上司だった男性からのセクハラで休職を余儀なくされ、精神疾患を発症したなどとして、同社と男性に計約3200万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決で、鳥取地裁は16日、同社と男性に計約600万円の賠償を命じた。


 安西儀晃裁判長は判決理由で、男性の行為は女性の人格を軽んじ、性的羞恥心を害するなどした違法なセクハラ行為だと指摘し、男性の行為と女性のうつ病発症は因果関係があると判断した。


 男性は強制わいせつ罪に問われ、懲役1年6月、執行猶予3年とする岡山地裁判決が21年1月に確定した。

(c)KYODONEWS

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