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2024.02.16 05:00

香南市の名物100畳凧が見納めか!? 空中で破れる  

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風を受け、ふわりと浮き上がる100畳凧。4年ぶりに大空を舞った(写真はいずれも香南市野市町深渕)

風を受け、ふわりと浮き上がる100畳凧。4年ぶりに大空を舞った(写真はいずれも香南市野市町深渕)

 香南(こうなん)()野市(のいち)(ちょう)(ふか)(ぶち)野市(のいち)ふれあい広場(ひろば)で11(にち)、「(きゅう)(しょう)凧揚(たこあ)大会(たいかい)」が(ひら)かれ、名物(めいぶつ)の100(じょう)(だこ)が4(ねん)ぶりに(あお)(そら)()()がりました。ただ、(ふる)くなったせいか大凧(おおだこ)空中(くうちゅう)(やぶ)れました。元通(もとどお)りにするのは(むずか)しいといい、(おお)くの(ひと)(あい)された100(じょう)(だこ)今回(こんかい)見納(みおさ)めとなりそうです。

 大会(たいかい)(やく)10(にん)住民(じゅうみん)でつくる野市(のいち)(ちょう)土佐(とさ)(だこ)保存(ほぞん)同好会(どうこうかい)木下()洋一()会長(かいちょう))が(ひら)きました。名物(めいぶつ)の100(じょう)(だこ)はたて(よこ)(やく)11メートル、(おも)(やく)190キログラム。新型(しんがた)コロナウイルスの感染(かんせん)(ひろ)がっていたころはお目見(めみ)えしなかったため、久々(ひさびさ)大凧(おおだこ)(たの)しみにたくさんの観客(かんきゃく)見守(みまも)りました。

 (たこ)(かぜ)(つよ)すぎても(よわ)すぎてもあがらないとされます。この()(つよ)西風(にしかぜ)がなかなかやみませんでしたが、メンバーは大凧(おおだこ)(ひろ)げて準備(じゅんび)(かぜ)()わせて(やく)70(にん)がロープを()くと、大凧(おおだこ)はぐーんと()()がり、(おお)きな歓声(かんせい)()がりました。
はるか上空で破れた100畳凧

はるか上空で破れた100畳凧

 (かぜ)()けて5(ふん)ほど(そら)(およ)いでいた大凧(おおだこ)ですが、はるか上空(じょうくう)突然(とつぜん)武者絵(むしゃえ)下半分(したはんぶん)()()び、ふらふらと降下(こうか)会場(かいじょう)は「ああーっ!!」という悲鳴(ひめい)(つつ)まれました。

 落下(らっか)した(たこ)(たけ)骨組(ほねぐ)みもくだけるなどしており、木下()会長(かいちょう)は「もうよう(なお)さん」。同好会(どうこうかい)のメンバーも()ったため(ふたた)(つく)るのも無理(むり)だといい、2002(ねん)完成(かんせい)し、2004(ねん)(はじ)めて(そら)()った100(じょう)(だこ)は、このまま姿(すがた)()見通(みとお)しです。

 メンバーは「見事(みごと)最後(さいご)やったがやない」「よう()んだ、えいしまい」とねぎらい、木下()会長(かいちょう)は「大会(たいかい)来年(らいねん)以降(いこう)(つづ)く。100(じょう)(むずか)しいけんど、20(じょう)とか25(じょう)とかの大凧(おおだこ)(つく)りたい」と(はな)していました。

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