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2024.02.15 06:55

ガザ休戦、人質解放交渉は難航 レバノン国境の交戦で死傷者

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 イスラエル軍による攻撃で被害を受けたイスラム教礼拝所(モスク)で祈りをささげるパレスチナ人たち=14日、パレスチナ自治区ガザ・ラファ(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル首相府は14日、ガザの戦闘休止などの交渉進展にはハマスの立場変更が必要だとの声明を出した。イスラエルメディアなどによると、ネタニヤフ首相はエジプト・カイロでの15日の休戦案を巡る協議への代表団派遣を拒否した。休戦やハマスの人質解放を巡る交渉は難航が続き、先が見通せない。


 地元メディアによるとイスラエル北部サフェドの軍基地に14日、レバノンからロケット弾攻撃があり、女性兵1人が死亡し8人が負傷。イスラエル軍は14日、レバノン南部を報復で空爆し、民兵組織ヒズボラの戦闘員を含む4人が死亡した。イスラエルとヒズボラの国境地帯での交戦は激化、14日は国境から離れたレバノン南部ナバティエにも攻撃があった。


 ネタニヤフ氏は14日の声明で、ハマスが拘束する人質の解放には「強い軍事的圧力と難しい交渉が必要」と主張。ハマスの「妄想的要求」の取り下げを求めるとした。市民を退避させた上でガザ最南部ラファに地上侵攻する方針も重ねて示した。ラファには避難民ら約150万人が密集している。

(c)KYODONEWS

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