「マチュ・ピチュのひみつ」

2024.02.23 05:00

「マチュ・ピチュのひみつ」

高知新聞社

考古学(こうこがく)の旅(たび)に出発(しゅっぱつ)！！
　インカ帝国(ていこく)って？と思(おも)ったらチャンス。本(ほん)を開(ひら)いてみて！

　マチュ・ピチュ遺跡(いせき)を調査(ちょうさ)研究(けんきゅう)して世(よ)に紹介(しょうかい)したのは、ハイラム・ビンガム教授(きょうじゅ)。その後(ご)も、歴史(れきし)学者(がくしゃ)や考古(こうこ)学者(がくしゃ)などが調査(ちょうさ)研究(けんきゅう)を続(つづ)けているが謎(なぞ)がいっぱい。　

　マチュ・ピチュの石造(いしづく)りの建物(たてもの)やその造(つく)りには高度(こうど)な仕(し)かけもあり、多(おお)くの道(みち)も造(つく)った。

　しかし、マチュ・ピチュはなぜ建(た)てられたか。何(なに)に使(つか)われたかもわかっていないし、あまり多(おお)くの人(ひと)は住(す)んでいなかったようだ。

　文字(もじ)をもたないインカの人々(ひとびと)の暮(く)らしを知(し)るてがかりは、土器(どき)や金属(きんぞく)製品(せいひん)などの遺物(いぶつ)だ。今(いま)に通(つう)じるものが使(つか)われていて興味(きょうみ)しんしん。

　今(いま)、世界(せかい)中(じゅう)から観光客(かんこうきゃく)がマチュ・ピチュを訪(おとず)れているけれど、１日(にち)２５００人(にん)に限(かぎ)られている。

　さて、みなさん、どうしてだと思(おも)う？（ＮＰＯ法人(ほうじん)高知(こうち)こどもの図書館(としょかん)　安藤()厚子()）

「マチュ・ピチュのひみつ」　スザンヌ・ガーブ／著　六耀社　小学校高学年以上

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