2024.02.10 08:38
頂を目指し成長続け スポーツクライミング・和田樹怜(追手前高) 全国高校選抜大会男子個人準優勝―高新スポーツ賞の顔(4)
「どういうふうに登るか考えるのが楽しい」。成長を続けられるのは「両親らのサポートがあってこそ」(高知市の「Stone0」=森本敦士撮影)
昨年12月24日の全国高校選抜決勝。「勝とうと思いすぎると、体が硬くなる。クリスマスだし、楽しもう」と平常心で十数メートルの壁に挑んだ。
壁に埋まったホールド(突起)を頼りに登った高さを競う「リード」種目。完登まであと数手にまで迫ったが…。優勝は逃してしまった。ただ、「落ち着いてスムーズに登れた」。確かな成長を実感できた準優勝でもあった。
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競技との出合いは小学5年の時。…