2024.02.05 08:42
個性爆発！高校生バンド 全国高校軽音楽発表会で観客３００人が熱気 高知市
ステージで熱演する高校生バンド（高知市の「ＢＡＹ５ ＳＱＵＡＲＥ」）
全国各地の軽音楽連盟などでつくる実行委の主催。「軽音楽に取り組む高校生の活躍の場を作ろう」と昨年、広島でスタートした。
生徒や保護者ら約３００人の観客が来場。バンドは赤や青の照明で照らされたステージで、オリジナル曲や「学園天国」などのカバーを披露していった。１０人の大所帯でステージに立つバンドや、シャウトで会場を盛り上げるボーカルも。客席の高校生らは跳びはねて盛り上がり、「上手すぎる」「ファンになっちゃった」との声を上げた。
伊野商業高の３年生３人でつくる「Ａｍａｒｉｒｉｓ（アマリリス）」は「最後の大会。盛り上がってくれて楽しく演奏できた」。オリジナル曲でトリを飾った土佐高の２年生５人組「ＴｅａＣｕｐ（ティーカップ）」のメンバーは「観客を巻き込む演奏ができた」と満足げだった。
北海道の札幌東商業高校のバンドでボーカルを務めた１年の大谷日鞠さんは、「ライブハウスで歌うのは初めて。海が近い会場や気温が暖かいのも新鮮だった。また高知に来たい」と笑顔で話した。
県内の音楽関係者らが演奏技術のほか、ステージを楽しんでいたかなどの観点で審査。結果は後日、大会公式Ｘ（旧ツイッター）などで発表される。（加藤風花）
