2024.02.05 08:40
利用者の増加 街の空洞化を映す―明日の足 高知の公共交通を考える 【第3便】行政が埋める空白(5)
中心商店街近くを走る「中村まちバス」(四万十市中村天神橋)
「しょっちゅう、あこに行きよったに…」
目線の先はアーケード東にあったスーパー跡地。店舗が老朽化し2022年12月末で閉まった。以来、生鮮食品などがそろったスーパーと呼べる店はない。
跡地に週2回、移動販売車が来る。が、品数は限られる。「この辺りはまだ街だと思うちょった。けんどいろんな店が閉まって、どんどん不便になる」と女性がぼやく。
そこへ、ブーンとまちバスが来た。「小まめに移動できて便利。長く続いてもらわな」
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