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2024.02.05 08:40

利用者の増加 街の空洞化を映す―明日の足 高知の公共交通を考える 【第3便】行政が埋める空白(5)

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中心商店街近くを走る「中村まちバス」(四万十市中村天神橋)

中心商店街近くを走る「中村まちバス」(四万十市中村天神橋)

 昼下がりの四万十市中心部。天神橋商店街そばの停留所で、近くの女性(78)が「中村まちバス」を待っていた。

 「しょっちゅう、あこに行きよったに…」

 目線の先はアーケード東にあったスーパー跡地。店舗が老朽化し2022年12月末で閉まった。以来、生鮮食品などがそろったスーパーと呼べる店はない。

 跡地に週2回、移動販売車が来る。が、品数は限られる。「この辺りはまだ街だと思うちょった。けんどいろんな店が閉まって、どんどん不便になる」と女性がぼやく。

 そこへ、ブーンとまちバスが来た。「小まめに移動できて便利。長く続いてもらわな」

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