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2024.02.06 08:31

迫力の鼓動、500人魅了 中村一條太鼓が四万十市で演奏会

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熟練の技術で観客を魅了した土佐中村一條太鼓の演奏会(四万十市立文化センター)

熟練の技術で観客を魅了した土佐中村一條太鼓の演奏会(四万十市立文化センター)

 土佐中村一條太鼓振興会(池本宏会長)の第30回定期演奏会が4日、四万十市中村桜町の市立文化センターで開かれ、迫力ある鼓動で集まった約500人を魅了した。

 同振興会は、地域文化の発展と青少年の健全育成を目的に1992年10月に発足した。現在は幡多地域などの小学生から70代まで約30人が所属し、毎週厳しい練習に汗を流している。

 入場料などの一部を能登半島地震の被災地へ送るチャリティー演奏会として開催。15曲を披露し、「登香魚(のぼりあゆ)」を演奏した小中学生らは若アユがはねるように元気いっぱいに太鼓を連打。「雅(みやび)―熱」では、般若面の大人たちが熟練のばちさばきで観客を圧倒した。

 鑑賞した同市内の女性(41)は「一條太鼓は小学生の頃からなじみがあるが、生で聞くたびに感動がある」と絶賛。同振興会発足時からのメンバー、是沢啓子さん(75)=同市中村本町3丁目=は「地道に30年積み上げてきた成果。若い世代にも引き継いでいきたい」と話していた。(芝野祐輔)

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