2024.02.04 08:36
予約争奪 トイレの暇ない―明日の足 高知の公共交通を考える 【第3便】行政が埋める空白(4)
中村まちバスを運転するドライバー。タブレット端末に次々予約が入る(四万十市中村大橋通3丁目)
「○○から△△までですね。承りました」
スタッフが受話器を置くやいなや、次のプルルル。午前8時、同市の予約型乗り合いバス「中村まちバス」の受け付けが始まった。
15分間で予約12件。「いつもこれぐらい。朝一番が予約の争奪戦です」。スタッフが受話器を置き、息をついた。
運行開始は8時半。この日、…