軍需協力や侵攻現状を協議　プーチン氏、ベラルーシ大統領と

2024.01.29 10:48

高知新聞社

　２８日、ロシア・サンクトペテルブルクで、ロシア南極基地の越冬施設稼働式にオンライン参加したルカシェンコ・ベラルーシ大統領（左）とプーチン・ロシア大統領（ロシア大統領府提供・タス＝共同）

　ロシアのプーチン大統領は２８日、ベラルーシのルカシェンコ大統領とロシア北西部サンクトペテルブルクで会談した。軍需産業分野での協力やロシアが続けるウクライナ侵攻の現状などを協議した。タス通信が伝えた。

　両首脳は会談に先立ち、ロシアのボストーク南極観測基地の新しい越冬施設稼働式にオンラインで参加した。

　ルカシェンコ氏は、第２次大戦中にソ連に侵攻したナチス・ドイツ軍に２年以上包囲され、空爆や飢餓で多数の市民が死亡したレニングラード（現サンクトペテルブルク）解放８０年を記念した２７日の行事にもプーチン氏と共に出席。欧米と対立を深めるロシアを支持する姿勢を改めて示した。（共同）

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