奈半利町ふるさと納税汚職　一審判決破棄し、高知地裁に差し戻し　高松高裁

2024.01.26 08:33

奈半利町ふるさと納税汚職　一審判決破棄し、高知地裁に差し戻し　高松高裁

高知新聞社

　奈半利町のふるさと納税汚職事件で収賄罪などに問われ、一審高知地裁で懲役４年６月の判決を受けた町の元課長補佐、柏木雄太被告（４５）と、一部無罪で懲役１年となった元課長、森岡克博被告（４９）の控訴審判決が２５日、高松高裁であった。佐藤正信裁判長は、森岡被告に賄賂の認識がなかったとした一審判決は、「判決に影響を及ぼす事実誤認がある」として破棄し、審理を高知地裁に差し戻した。「両被告に賄賂の認識がある」との前提で、共謀状況などの審理を尽くす必要があると判断した。
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