「寒すぎる！」「心臓止まる…」４年ぶり寒中水泳に悲鳴　高知大水泳部８人

2024.01.22 08:35

「寒すぎる！」「心臓止まる…」４年ぶり寒中水泳に悲鳴　高知大水泳部８人

高知新聞社

プールに飛び込む水泳部員たち（高知市曙町２丁目の高知大学朝倉キャンパス）

　「寒すぎる！」「死んでしまう～」―。高知大学伝統の寒中水泳が２１日、高知市の同大学朝倉キャンパスで行われ、８人が真冬のプールに飛び込んで水しぶきと悲鳴を上げた。

　一年の健康を祈願する水泳部の行事。新型コロナの影響で中止され、今年は４年ぶりの開催となった。

　午前１０時、プールの水温は気温とほぼ同じ１６度。学生たちは「なまぬるい」「全く冷たくない」と余裕の表情を浮かべた。が、水中に飛び込むと「やばい！」と叫び、プールサイドにとんぼ返り。１年の狩田空斗さん（２１）は「銭湯の水風呂よりマシだと思ってたけど、水に入った瞬間心臓が止まるかと思った」と歯を鳴らした。

　泳いだ後に回答するクイズ大会や、プールに投げたジュースなどを集める宝探しゲームも。これが初参加となった元主将の３年、島心翔（しんと）さん（２１）は「伝統を復活できて良かった。風邪をひかないように頑張ります」と唇を震わせていた。（相良平蔵）

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