プロ人材の受け入れが高知県内で浸透中　５年で３倍　業種拡大へ制度周知が課題

2024.01.22 08:40

プロ人材の受け入れが高知県内で浸透中　５年で３倍　業種拡大へ制度周知が課題

高知新聞社

トミナガの顧問に就いた比留間優子さん（右から２人目）。島田誠社長は「社員が積極的になった」＝高知市布師田

　専門知識や技術を持つ都市部の人材を地方企業に送り込む、内閣府の「プロフェッショナル人材事業」が県内で浸透しつつある。県ＵＩターンサポートセンター（高知市）による同事業の仲介実績は、２０１８年度の６件から２２年度は２０件へと増加。５年間で延べ６２人のプロ人材が高知で活躍し始めた。受け入れ企業は社員のスキルアップにつながっているといい、仲介担当者はさらなる普及を目指している。

　事業は１５年度、東京を除く４６道府県でスタート。本県では同センターに戦略拠点を設け、…

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