名古屋入管収容死を考える講演会　１／２４高知市

2024.01.21 08:10

名古屋入管収容死を考える講演会　１／２４高知市

高知新聞社

　名古屋出入国在留管理局の施設に収容されていたスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん＝当時（３３）＝が２０２１年に亡くなった問題で、遺族代理人を務める指宿昭一弁護士が２４日、高知市曙町２丁目の高知大学朝倉キャンパスで、日本の刑事訴訟について考える講演会を開く。午前１０時半～正午で参加無料。

　遺族らは体調が悪化したウィシュマさんに適切な処置をしなかったとして殺人などの疑いで当時の局長らを告訴・告発したが、名古屋地検は２度にわたり不起訴とし、捜査は終結した。指宿弁護士はこの時、「権力犯罪をかばい、不問に付した。責任追及のために闘い続ける」とコメントしていた。講演会は、同大学人文社会科学部の主催。

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