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2024.01.19 09:20

全国物価、23年は3・1%上昇 石油危機以来41年ぶりの伸び

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 総務省

 総務省が19日発表した生鮮食品を除く全国消費者物価指数の2023年平均(20年=100)は、前年比3・1%上昇の105・2となった。伸び率は第2次石油危機の影響で3・1%上昇した1982年以来41年ぶりの大きさ。上昇は2年連続で22年の2・3%から拡大した。原材料価格の上昇や需要増加を背景に、食料を中心に値上げが広がり、家計の重い負担となった。


 同時に公表した23年12月の生鮮食品を除く消費者物価指数は、前年同月比2・3%上昇の106・4だった。伸び率は2カ月連続で鈍化した。


 23年平均を項目別にみると生鮮食品を除く食料が前年比8・2%上がった。伸び率は22年の3・8%から拡大し、75年以来48年ぶりの高水準だった。原材料費や輸送費の上昇を価格に転嫁する動きが続いた。鶏卵が28・7%、外食のハンバーガーが14・6%と値上げが目立った。


 家具・家事用品は7・9%、宿泊料を含む教養娯楽は4・3%、被服および履物は3・6%それぞれ上がった。宿泊料は17・3%値上がりした。

(c)KYODONEWS

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