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2024.01.18 08:42

命日を前に牧野博士へ感謝伝える 墓前に好物のコーヒーも 高知県佐川町で住民ら墓参り

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牧野富太郎博士の墓を清掃する住民たち(佐川町の牧野公園)

牧野富太郎博士の墓を清掃する住民たち(佐川町の牧野公園)

 佐川町出身の植物学者、牧野富太郎博士の命日を前に、地元住民ら約30人が17日、同町甲の牧野公園で墓参りし、墓所の周辺を清掃して感謝の思いなどを伝えた。

 1957年1月18日、94歳だった牧野博士は東京都内の自宅で死去。その後、同公園に分骨され、墓碑が建てられた。現在は、ボランティアグループ「牧野公園はなもりC―LOVE(くらぶ)」のメンバーが定期的に清掃。昨年はNHK朝ドラ「らんまん」の放送があり、訪れる人が増えている。

 この日は、同グループやさかわ観光協会職員らが参加。水で墓石の汚れを洗い流し、周辺の落ち葉を集めるなどして清掃。博士が好きだった温かいコーヒーを供え、墓の前で手を合わせて博士に思いをはせた。

 鞍岡(くらおか)寿恵さん(80)は「観光客に喜んでもらえるよう公園をきれいな状態に保ち、牧野先生に町を見守ってください、とお祈りした」と話していた。(乙井康弘)

高知のニュース 佐川町 地域おこし 牧野富太郎

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