秋葉まつり見に来てね　子どもたちが太刀踊りをけいこ　仁淀川町

2024.01.17 05:00

秋葉まつり見に来てね　子どもたちが太刀踊りをけいこ　仁淀川町

高知新聞社

大人たちの指導を受け、真剣な表情でけいこに取り組む児童ら（仁淀川町別枝）

　高知(こうち)県(けん)仁淀川(によどがわ)町(ちょう)で２月(がつ)９～１１日(にち)に行(おこな)われる「秋葉(あきば)まつり」に向(む)けて、太刀(たち)踊(おど)りなどのけいこ「ならし」が始(はじ)まっている。１３日(にち)は沢渡(さわたり)や本村(ほんむら)、霧(きり)之(の)窪(くぼ)の３集落(しゅうらく)で行(おこな)われ、子(こ)どもたちが大人(おとな)たちの指導(しどう)を受(う)けて技(わざ)をみがきました。

　土佐(とさ)三大祭(さんだいまつ)りの一(ひと)つに数(かぞ)えられる秋葉(あきば)まつりは、２００年(ねん)以上(いじょう)の伝統(でんとう)があるとされ、仁淀川(によどがわ)町(ちょう)別(べっ)枝(し)地区(ちく)の秋葉(あきば)神社(じんじゃ)の祭神(さいじん)が岩屋(いわや)神社(じんじゃ)や市川(いちかわ)家(け)といったゆかりの地(ち)をみこしでめぐり、途中(とちゅう)で鳥(とり)毛(げ)ひねりや太刀(たち)踊(おど)りなどを披露(ひろう)します。

　この日(ひ)、沢渡(さわたり)地区(ちく)の広場(ひろば)には１０人(にん)ほどの大人(おとな)が集(あつ)まり、太刀(たち)踊(おど)りにのぞむ子(こ)どもたちを「足(あし)が反対(はんたい)」「そこで刀(かたな)立(た)てる」などと熱心(ねっしん)に指導(しどう)。子(こ)どもたちは刀(かたな)の回(まわ)し方(かた)や足(あし)の運(はこ)びなどを何度(なんど)も確認(かくにん)し、伝統(でんとう)ある踊(おど)りを覚(おぼ)えていきました。

　別府(べふ)小学校(しょうがっこう)６年(ねん)の岡村()秋人()さん（１２）は「地域(ちいき)の人(ひと)や友達(ともだち)と練習(れんしゅう)できて楽(たの)しい。本番(ほんばん)ではたくさんの人(ひと)に見(み)に来(き)てもらい、練習(れんしゅう)の成果(せいか)を出(だ)したい」。ベテラン指導者(しどうしゃ)の谷脇()正英()さん（５０）は「将来(しょうらい)、この子(こ)たちが指導者(しどうしゃ)となって秋葉(あきば)まつりを残(のこ)していってほしい。そんな思(おも)いで指導(しどう)している」と話(はな)していました。

特集読もっか読もっかニュース