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2024.01.15 12:29

富士フイルム、熊本で半導体材料 導入に60億円投資、来年春稼働

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 富士フイルムが半導体材料の生産設備を新たに導入する熊本県菊陽町の工場

 富士フイルムは15日、熊本県菊陽町にある子会社の工場に、半導体材料の生産設備を新たに導入すると発表した。投資額は約60億円。2025年春に稼働させ、スマートフォンのカメラなどに使われる画像センサー用の材料を量産し、需要拡大に対応する。


 画像センサーは、スマホや自動車、デジタルカメラなどに活用され、市場の成長が見込まれている。富士フイルムは既に画像センサー向けの材料を静岡県吉田町などで生産しており、国内の生産能力を増強する。


 熊本県では、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が工場を建設し、24年末に製品の出荷を始める予定。半導体関連の投資が相次いでいる。

(c)KYODONEWS

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