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2024.01.05 05:00

無事祈り「水浴びせ」 大月町古満目

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若者が次々と冷たい海水をかぶった「水浴びせ」(大月町の春日神社)

若者が次々と冷たい海水をかぶった「水浴びせ」(大月町の春日神社)

 大月(おおつき)(ちょう)()満目(まめ)春日(かすが)神社(じんじゃ)などで2()伝統(でんとう)の「水浴(みずあ)びせ」が(おこな)われ、浴衣姿(ゆかたすがた)若者(わかもの)海水(かいすい)()びながら1(ねん)無事(ぶじ)祈願(きがん)しました。

 1662(ねん)大火事(おおかじ)をきっかけに防火(ぼうか)(ねが)って(はじ)まったとされる正月(しょうがつ)恒例(こうれい)行事(ぎょうじ)今年(ことし)は10~30(だい)地区(ちく)出身者(しゅっしんしゃ)男性(だんせい)(にん)参加(さんか)しました。

 神社(じんじゃ)神事(しんじ)()えた地区(ちく)役員(やくいん)らが、鳥居(とりい)(まえ)正座(せいざ)して()若者(わかもの)()かって舟歌(ふなうた)(うた)い、「(()けまして)おめでとうーっ」などと()いながらバケツの海水(かいすい)(いきお)いよく()びせました。

 この()気温(きおん)が15()ほどといつもの(とし)より(あたた)かく、開始(かいし)(まえ)には時折(ときおり)笑顔(えがお)()せていた若者(わかもの)ら。しかし(みず)()びるとガタガタとふるえ「(つめ)たいっ」。それでも用意(ようい)された(やく)20ぱいのバケツが(から)になるまでひたすらがまんし、見守(みまも)った住民(じゅうみん)写真(しゃしん)愛好家(あいこうか)らははくしゅではげましていました。

 11回目(かいめ)参加(さんか)という地元(じもと)出身(しゅっしん)大野()勇気()さん(28)=岡山(おかやま)(けん)=は「今年(ことし)(おお)きな地震(じしん)()きている。(すこ)しでも平穏(へいおん)日々(ひび)(まも)られてほしい」と(ねが)い、「この行事(ぎょうじ)(つづ)き、地元(じもと)()()がってほしい」と(はな)していました。

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