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2023.12.30 07:16

NY株、2年ぶり上昇 「軟着陸」期待で最高値圏

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 ニューヨーク証券取引所の2023年最後の取引で、浮かれた様子のトレーダーたち=29日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】29日のニューヨーク株式市場は2023年最後の取引となり、ダウ工業株30種平均は前日比20・56ドル安の3万7689・54ドルで取引を終えた。年間ベースでは13・7%と2年ぶりに上昇し、過去最高値圏で推移。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測などを背景に、景気後退を避けつつ物価上昇を抑える経済の「軟着陸」が達成可能だとの期待感が広がり、相場を支えた。


 23年当初は、FRBの利上げ局面が続き、景気後退や企業業績の悪化につながるとの懸念もあった。しかし足元でのインフレ鈍化を示す米経済指標を受け、市場では24年前半にも利下げに転じるとの観測が強い。これを追い風にダウ平均は28日に2日連続で終値としての過去最高値を更新するなど上昇が目立った。


 29日のハイテク株主体のナスダック総合指数は83・79ポイント安の1万5011・35。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は13・52ポイント安の4769・83。年間ベースではそれぞれ43・4%、24・2%と大幅上昇した。

(c)KYODONEWS

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