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2023.12.29 08:30

2023年「読者が選ぶ県内10大ニュース」 1位「らんまん」効果に沸く  応募総数612通

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 高知新聞社が募集していた2023年「読者が選ぶ県内10大ニュース」が決まりました。

(1)「らんまん」効果に沸く(通年)
(2)よさこい 4年ぶりフル開催(8月)
(3)県内もコロナ「5類」移行(通年)
(4)物価高止まらず(通年)
(5)25年朝ドラ やなせ夫妻の「あんぱん」(10月)
(6)高知市長に桑名氏初当選(11月)
(7)県人口過去100年で最少66万人台に(4月)
(8)3年ぶり高知龍馬マラソン(2月)
(9)浜田知事が再選(11月)
(10)秘書暴行で高野参院議員が辞職(6月)
(11)桜井つぐみ パリ五輪へ(9月)
(12)元大関朝潮が死去(11月)
(13)参院補選徳島・高知 広田氏制す(10月)
(14)高知ユナイテッド快進撃(通年)
(15)教職員の不祥事止まらず(通年)
(16)「ドン・キホーテ」高知出店へ(7月)
(17)中央が初の甲子園で1勝(8月)
(18)土佐市の移住者カフェ巡り“炎上”(5月)
(19)県内最賃44円上げ897円に(8月)
(20)台湾チャーター便が就航(5月)

1位 「らんまん」効果に沸く
【1位 「らんまん」効果に沸く】県内に多くの観光客を呼び込んだ朝ドラ「らんまん」。最終話の放送日には主役の神木隆之介さん=前列左から2人目=や浜辺美波さん=同左=らが県立牧野植物園を訪れた(9月29日、高知市五台山)

【1位 「らんまん」効果に沸く】県内に多くの観光客を呼び込んだ朝ドラ「らんまん」。最終話の放送日には主役の神木隆之介さん=前列左から2人目=や浜辺美波さん=同左=らが県立牧野植物園を訪れた(9月29日、高知市五台山)


 1位は前年に続き、「『らんまん』効果に沸く」(5469点)が断トツでした。佐川町出身の植物学者、牧野富太郎博士を主役のモデルとしたNHK連続テレビ小説。4月の放送開始後、俳優陣の熱演もあり、大きな評判を呼びました。県立牧野植物園に過去最多の37万人超が訪れるなど、県観光の大きな追い風となりました。

2位 よさこい 4年ぶりフル開催
【2位 よさこい 4年ぶりフル開催】新型コロナ禍を経てよさこい祭りが完全復活。70回の節目に、県内外157チーム、踊り子1万4千人の笑顔が輝いた(8月11日、高知市の菜園場競演場)

【2位 よさこい 4年ぶりフル開催】新型コロナ禍を経てよさこい祭りが完全復活。70回の節目に、県内外157チーム、踊り子1万4千人の笑顔が輝いた(8月11日、高知市の菜園場競演場)


 2位は「よさこい 4年ぶりフル開催」(3355点)。新型コロナ禍を経て、迷走台風の土砂降りの中での開幕でしたが、約1万4千人の踊り子たちがストリートで踊れる喜びを爆発させました。

3位 県内もコロナ「5類」移行 
【3位 県内もコロナ「5類」移行】新型コロナの法的な位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」に。県民生活でも「脱マスク」が進み、大きな区切りとなった(5月8日、高知市の播磨屋橋交差点)

【3位 県内もコロナ「5類」移行】新型コロナの法的な位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」に。県民生活でも「脱マスク」が進み、大きな区切りとなった(5月8日、高知市の播磨屋橋交差点)


 3位は「県内もコロナ『5類』移行」(2900点)。5月にコロナの感染症法上の位置付けが変わり、「平時」への転換を象徴する節目に。県内でも観光やスポーツ、飲食などで人々が集い、にぎわう日常が戻ってきました。

 4位は「物価高止まらず」。ガソリン、卵、発泡酒に電気料金…。今年もため息ばかりの値上げラッシュが続きました。7位「県人口過去100年で最少66万人台に」は、あらためて人口減少問題の深刻さを突き付けました。

 今年は春の統一地方選などがあった4年に1度の選挙イヤー。6位「高知市長に桑名氏初当選」、9位「浜田知事が再選」など有権者の審判が下りました。

 県内に衝撃を広げたのが、10位「秘書暴行で高野参院議員が辞職」。4度目の合区選挙が行われ、13位「参院補選徳島・高知 広田氏制す」となりました。

 5位は「25年朝ドラ やなせ夫妻の『あんぱん』」。「らんまん」に続く高知ゆかりの朝ドラに期待が膨らみます。8位「3年ぶり高知龍馬マラソン」、11位「桜井つぐみ パリ五輪へ」など明るい話題もありました。

 応募総数は昨年より4通多い612通(はがき257通、ネット355通)でした。たくさんのご応募ありがとうございました。

【4位 物価高止まらず】食料、生活用品、燃料代…。今年も物価高が庶民の暮らしを圧迫し続けた(2月6日、いの町枝川の高知食糧たまごセンター)

【4位 物価高止まらず】食料、生活用品、燃料代…。今年も物価高が庶民の暮らしを圧迫し続けた(2月6日、いの町枝川の高知食糧たまごセンター)


【5位 25年朝ドラ やなせ夫妻の「あんぱん」】アンパンマンの作者、やなせたかしさんと妻の小松暢(のぶ)さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「あんぱん」の2025年春放送が決定。来高した制作統括の倉崎憲さん=左=らが抱負を語った(11月30日、県庁)

【5位 25年朝ドラ やなせ夫妻の「あんぱん」】アンパンマンの作者、やなせたかしさんと妻の小松暢(のぶ)さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「あんぱん」の2025年春放送が決定。来高した制作統括の倉崎憲さん=左=らが抱負を語った(11月30日、県庁)


【6位 高知市長に桑名氏初当選】元自民党県議の新人、桑名龍吾氏が、現職の岡﨑誠也氏との激戦を制し、20年ぶりに県都トップが交代した(11月30日、高知市役所)

【6位 高知市長に桑名氏初当選】元自民党県議の新人、桑名龍吾氏が、現職の岡﨑誠也氏との激戦を制し、20年ぶりに県都トップが交代した(11月30日、高知市役所)


【7位 県人口過去100年で最少66万人台に】4月時点の推計で県人口が67万人を割り込み、66万9516人に。1920年以降で最少となった (5月7日、高知市帯屋町1丁目)

【7位 県人口過去100年で最少66万人台に】4月時点の推計で県人口が67万人を割り込み、66万9516人に。1920年以降で最少となった (5月7日、高知市帯屋町1丁目)


【8位 3年ぶり高知龍馬マラソン】コロナ禍による2度の中止を挟み、「高知龍馬マラソン2023」開催。約7千人が土佐路を駆け抜けた(2月19日、高知市の県庁前)

【8位 3年ぶり高知龍馬マラソン】コロナ禍による2度の中止を挟み、「高知龍馬マラソン2023」開催。約7千人が土佐路を駆け抜けた(2月19日、高知市の県庁前)


【9位 浜田知事が再選】県知事選で再選を決め、花束を掲げる浜田省司氏(11月26日、高知市内)

【9位 浜田知事が再選】県知事選で再選を決め、花束を掲げる浜田省司氏(11月26日、高知市内)


【10位 秘書暴行で高野参院議員が辞職】秘書への暴行問題が発覚し、議員辞職を表明した元自民党参院議員の高野光二郎氏(6月16日、高知市内)

【10位 秘書暴行で高野参院議員が辞職】秘書への暴行問題が発覚し、議員辞職を表明した元自民党参院議員の高野光二郎氏(6月16日、高知市内)


最高369点 長野さん(安芸市)
 「読者が選ぶ県内10大ニュース」は、皆さんが1位に挙げたニュースを10点、2位9点、3位8点…10位1点として集計。応募者全員の得点を合計し、上位10項目を10大ニュースとしました。

 皆さんの応募を点数化する方法は、次の通りです。

 最終決定した10大ニュースの持ち点を1位10点、2位9点…10位1点と設定します。同様に、応募者の付けたランキングも1位から順に10点、9点…と設定し、突合して乗じます。

 例えば、1位になったニュースを応募者が1位に挙げていた場合は10×10で100点を獲得。3位に挙げていた場合は10×8で80点となります。2位のニュースを1位に挙げた場合は9×10で90点、3位に挙げた場合は9×8で72点に。5位のニュースを9位に挙げていれば、6×2で12点となります。

 応募した順位と最終結果の順位が全て一致するパーフェクトの場合、(10×10)+(9×9)+…(2×2)+(1×1)=385点です。集計の結果、今年もパーフェクトはなし。最高得点は安芸市の長野弘昌さん(369点)でした。規定により3万円を進呈します。おめでとうございます。

 また、最高得点者以外の応募者の中から抽選で10人に各1万円を贈ります。

【当選者】
 池田由祐、西村恭一、宮岸良男、宮崎信一、山崎加恵(以上高知市)、福原ちほみ(安芸市)、たじりたかと(南国市)、公文三映子(奈半利町)、山岡安子(日高村)、西田ひろか(仁淀川町)

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