原付き「１２５ｃｃ以下」に　出力制限、警察庁見直しへ

2023.12.21 10:13

原付き「１２５ｃｃ以下」に　出力制限、警察庁見直しへ

高知新聞社

　原動機付き自転車（ミニバイク）の車両区分の見直しを議論してきた警察庁の有識者検討会は２１日、道交法上の定義を現行の排気量５０ｃｃ以下から、出力制限を条件に、１２５ｃｃ以下に変更するのがふさわしいとする報告書をまとめた。国際的な排ガス規制強化の流れで２０２５年１１月から新規制基準が適用されるが、５０ｃｃ以下では対応できず、業界団体から見直しの要望が上がっていた。

　警察庁によると、排ガス浄化用の装置はエンジンで温める必要があるが、５０ｃｃ以下は時間がかかり新基準への対応は困難。有識者検討会は、出力制限した１２５ｃｃ以下の車体について５０ｃｃ以下と同程度の安全性を確認した。

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