楽しい！物部っ子フェス　香美市の小中学生が特産品販売

2023.12.18 05:00

楽しい！物部っ子フェス　香美市の小中学生が特産品販売

高知新聞社

「物部っ子Ｆｅｓ！」の来場者を物部川対岸の広場まで案内する大栃中生（香美市物部町柳瀬）

　香美(かみ)市(し)物部町(ものべちょう)の大(おお)栃(どち)地区(ちく)の子(こ)どもたちが総合(そうごう)学習(がくしゅう)の成果(せいか)を発表(はっぴょう)し、特産品(とくさんひん)などをＰＲするイベント「物部(ものべ)っ子(こ)Ｆｅｓ(フェス)！」が９日(か)、大(おお)栃(どち)小中学校(しょうちゅうがっこう)などで開(ひら)かれ、住民(じゅうみん)らとの交流(こうりゅう)を楽(たの)しみました。

　地区(ちく)では数年(すうねん)前(まえ)から小(しょう)中学生(ちゅうがくせい)や住民(じゅうみん)らが祭(まつ)りを開(ひら)いています。この日(ひ)は、児童(じどう)が考案(こうあん)したべふ峡(きょう)のオリジナルキャラクターを発表(はっぴょう)したり、生徒(せいと)が郷土(きょうど)菓子(がし)のけんかもちを販売(はんばい)したりと、日(ひ)ごろの学習(がくしゅう)を生(い)かした企画(きかく)をひろうしました。

　中学生(ちゅうがくせい)は、物部(ものべ)川(がわ)の対岸(たいがん)にある住民(じゅうみん)の持(も)ち山(やま)を整備(せいび)した広場(ひろば)まで参加者(さんかしゃ)を案内(あんない)。広場(ひろば)近(ちか)くでは、住民(じゅうみん)グループ「おおどち食堂(しょくどう)」と共同(きょうどう)で考案(こうあん)した「新(しん)塩(しお)の道(みち)弁当(べんとう)」が販売(はんばい)されました。訪(おとず)れた人(ひと)は、チャーテのしば漬(づ)けおにぎりやゆずゼリーが入(はい)った弁当(べんとう)を、物部(ものべ)川(がわ)の景色(けしき)を楽(たの)しみながら手(て)に取(と)っていました。

　大(おお)栃(どち)中(ちゅう)３年(ねん)の凢()内()琥()大()郎()さん（１５）は「学習(がくしゅう)を通(とお)して、さらに地元(じもと)の魅力(みりょく)を知(し)ることができた。今後(こんご)も、たくさんの人(ひと)を地域(ちいき)に呼(よ)びこみたい」と話(はな)していました。

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