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2023.12.04 17:42

非正規の賃上げ、10%以上を 個人労組、春闘方針示す

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 「非正規春闘」について、記者会見する総合サポートユニオンの青木耕太郎共同代表=4日午後、厚労省

 アルバイトや契約社員らが個人加盟する労働組合20団体は4日、組合員が勤務する大手飲食チェーンなどに対し、2024年の春闘で賃金10%以上のアップを求める方針を表明した。非正規雇用労働者の賃上げを目指す「非正規春闘」と名付けた取り組みで、23年に続き2回目。


 参加労組の一つ、総合サポートユニオン(東京)の青木耕太郎共同代表は記者会見で、大企業の収益は好調なのに、非正規労働者は低賃金に苦しんでいると指摘。「労働の対価をきちんと払ってほしい」と訴えた。


 非正規春闘の実行委員会によると、23年は回転ずしチェーン「スシロー」が時給を17%アップするなど、16社で賃上げを実現した。

(c)KYODONEWS

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