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2023.11.26 08:35

ガザ、市井の暮らし映す 高知市で12/3に実録映画を上映

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漁師として働く少年アフマド=中央=と家族(C)Canada Productions Inc., Real Films Ltd.

漁師として働く少年アフマド=中央=と家族(C)Canada Productions Inc., Real Films Ltd.

 イスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘で、子どもら民間の犠牲者が増え続けているパレスチナ自治区ガザ。現地で暮らす市井の人々を追った2019年製作のドキュメンタリー「ガザ 素顔の日常」が12月3日、高知市桟橋通4丁目の市立自由民権記念館ホールで上映される。

 07年からハマスが実効支配し、イスラエルに境界を封鎖された地中海沿岸のガザは「天井のない監獄」と呼ばれ、物資や自由を制限された生活を強いられてきた。200万人以上いる住民の大半が国際支援に頼って暮らしているとされる。

 本作は、タクシー運転手やライフセーバーら個性豊かな住人の日常を撮影。

 難民キャンプに大家族で住む少年アフマドは、自分の漁船を持つことを夢見て働いている。学生カルマの願いは、奨学金で留学し国際法などを学ぶこと。ある救急隊員は、イスラエルへのデモを行い同国軍に銃撃された若者を手当てし続ける。「ガザでは5分後に何が起きるか分からない」と度重なる戦争に疲弊しながら、海の向こうに思いをはせ、「普通の生活」を望む人々が映し出される。…

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