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2023.11.12 08:42

安芸に日本一のペナント 阪神1軍がキャンプ合流 高知県安芸市

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優勝ペナントを掲げ記念写真に収まる岡田彰布監督(左から3人目)ら=安芸市の安芸球場

優勝ペナントを掲げ記念写真に納まる岡田彰布監督(左から3人目)ら=安芸市の安芸球場

 安芸市桜ケ丘町の安芸球場で行われているプロ野球阪神タイガースの秋季キャンプに11日、岡田彰布監督や日本シリーズに出場していた選手らが合流した。県内外から駆けつけた大勢のファンは「まだ余韻が抜けん」「連覇に向けて頑張って」と熱い視線を送っていた。

 練習前にグラウンドで行われたセレモニーでは、安芸市の藤田剛志教育長と県文化生活スポーツ部の岡村昭一部長が岡田監督、百北幸司球団社長に花束を贈呈。スタンド席のファンから大きな拍手が送られた。

 岡田監督らは日本シリーズの優勝ペナントを掲げ、選手やコーチ陣、市関係者らと記念撮影。「岡田監督~」とスタンドの子どもから声援が飛ぶと、岡田監督は手を振って応じ、球場を沸かせた。

 50年以上球場で売店を営む長田博司さん(76)=同市矢ノ丸3丁目=は「今日が一番の人出。ファン同士の交流も深まって最高」と満面の笑み。東京都町田市から10年以上安芸キャンプに通う才木多郎さん(54)は「安芸キャンプならではの選手との近さや、地元の人たちの情熱を感じられてうれしい」と話していた。

 優勝ペナントは19日のキャンプ終了時まで、球場内の右翼側管理棟2階に展示され、間近で見ることができる。(宮内萌子)

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