2023.11.07 16:48
任天堂、円安寄与し最高益 9月中間決算、スイッチも好調
ニューヨークのゲームショップに掲げられたニンテンドースイッチの看板=2021年12月(ロイター=共同)
任天堂が7日発表した2023年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比17・7%増の2712億円だった。中間決算として2年連続で最高益を更新した。外国為替市場の円安進行が寄与し収益を押し上げたほか、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売台数が好調に推移した。
売上高は21・2%増の7962億円だった。「マリオ」のアニメ映画のヒットが関連商品の売り上げを伸ばした。スイッチの販売台数は2・4%増の684万台。単価の高いモデルの販売が堅調で、売り上げ増に貢献した。ゲームソフトは、7月に発売した「ピクミン 4」が261万本のヒットとなるなど、1・8%増の計9708万本売れた。