2023.11.01 20:14
マイナカード取得を一転支援 法務省、刑務所に新通知
法務省
法務省が受刑者のマイナンバーカード取得に関し、便宜を図る必要はないと刑務所に伝えていた対応を改め、必要な支援を認める新たな通知を出したことが分かった。「釈放後に取得すれば足りる」としていた従来方針から一転、受刑者の希望があれば顔写真の撮影などに応じる。関係者が1日、明らかにした。
通知に当たる事務連絡は10月31日付。法務省矯正局は「出所後の円滑な社会復帰を支援する取り組みの一環だ」と説明している。
矯正局によると、受刑者がマイナカードの申請や更新を希望すれば、刑事施設側が支援できる運用に改める。