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2023.10.28 08:41

「モネの庭」入園者200万人突破 「らんまん」追い風に 高知県北川村

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モネの庭の200万人目の来園者となり、和田昌敏支配人=右端=から花束などを受け取る立石貴恵子さんら(北川村野友甲)

モネの庭の200万人目の来園者となり、和田昌敏支配人=右端=から花束などを受け取る立石貴恵子さんら(北川村野友甲)

 高知県北川村野友甲のモネの庭マルモッタンの入園者が27日、200万人に達した。今年はNHK朝ドラ「らんまん」効果などで予想を上回るペースで客足が伸びている。同日、節目の来園者となった神奈川県藤沢市の男女に記念品が贈られた。

 同園は2000年4月にオープン。02年の有料化以降、入園者は年間5万~7万人で推移してきたが、テレビ放映や夜間開園などの効果で昨年は過去最多の8万8千人を記録した。

 今年はらんまんの影響で植物への関心が高まっており、県立牧野植物園とセットになった団体ツアー客が増加。政府の全国旅行支援も追い風となり、繁忙期以外も月間入園者数が1万人を超えているという。今年9月末までに訪れた人は既に8万3千人余りを数え、17年5月の150万人突破から6年余りでの達成となった。

 200万人目となった立石貴恵子さん(65)は今年7月に続き2度目の来園。「よく手入れされた草花が優しく迎えてくれ、季節や天気によっていろいろな表情が楽しめる。北川村に移住したいと思うほど素晴らしい場所なので、本当にラッキー」と喜んでいた。

 和田昌敏支配人(67)は「追い風を生かせるよう、来年度以降も覚悟を持ってモネの精神や庭の魅力を発信していく」と話している。(深田恵衣)

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