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2023.10.25 18:19

米、ガザ「戦闘中断」要請 イスラエル侵攻、先送りか

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 国連安全保障理事会の閣僚級会合で発言するブリンケン米国務長官=24日、ニューヨークの国連本部(ロイター=共同)

 【ニューヨーク、エルサレム共同】ブリンケン米国務長官は24日、パレスチナ自治区ガザ情勢を協議する国連安全保障理事会の会合で、イスラム組織ハマスと戦闘を続けるイスラエルに対し、「一時的な戦闘中断」を検討すべきだと要請した。同国の「自衛権行使」を支持しつつ「市民の被害を最大限避ける措置を取らなければならない」と述べた。


 一方、米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は25日、米当局者らの話として、イスラエルが米国の要請を受け、ガザへの地上侵攻を遅らせることに同意したと報じた。


 米国は、戦闘中断を求めた18日の安保理決議案に拒否権を行使していた。イスラエルの空爆や「完全封鎖」によりガザでは人道危機が深刻化しており、方針転換を表明した形。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は24日、ガザの燃料不足が深刻で、25日夜(日本時間26日未明)に活動停止に追い込まれる恐れがあると明らかにした。


 死者はガザ側が6546人、イスラエル側は1400人以上で、計7900人以上になった。

(c)KYODONEWS

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