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2023.10.13 06:02

全国34工場で違反、事業停止へ 国交省、ビッグモーター処分案

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 ビッグモーターの店舗=9月、東京都多摩市

 国交省は13日、中古車販売大手ビッグモーターへの立ち入り検査で道路運送車両法違反が確認されたとして、全国34の工場に行政処分を科す方針を公表した。斉藤国交相が同日の閣議後記者会見で明らかにした。34工場を90~10日間の事業停止とし、うち12工場は民間車検場の指定を取り消す重い処分とする。


 自動車保険の保険金不正請求に端を発する一連の問題は、自動車整備事業を巡る大規模な行政処分に発展した。ビッグモーター側の意見を聞く「聴聞」を各地の地方運輸局で20日に実施、結果を踏まえて早期に処分を確定する。


 国交省は7月、道路運送車両法に基づき24都道府県の34工場を一斉立ち入り検査。いずれも6月に外部弁護士がまとめた調査報告書で、不適切な自動車整備や保険金請求をしていたと指摘されていた。


 国交省は34工場を含む全国135工場で法令違反の有無を自主点検するようビッグモーターに指示し、8月に報告を受け取った。34工場を除く101工場については引き続き精査。行政処分や指導の対象が追加される可能性もある。

(c)KYODONEWS

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