2023.10.07 08:32
県展10/7開幕 高知市の2会場、8部門1165点が彩る
書道の展示室では、作品の位置を調整しながら飾り付けが行われた(高知市のかるぽーと=森本敦士撮影)
県立美術館には洋画、日本画、先端美術の3部門、「かるぽーと」には彫刻、工芸、書道、写真、グラフィックデザインの5部門が展示される。
両会場では2、3日の審査を経て4日から展示作業が始まった。
会場委員の県内作家と事務局スタッフが、テーマやジャンルごとに作品の展示場所を決定。照明の設置や作品タイトルの貼り付けなどの作業が6日まで続いた。
273点が並ぶ「かるぽーと」の書道部門の展示室では、少字数や多字数、仮名などの大作がずらり。スタッフが車輪の付いた足場に乗り、壁面の上下2段に掛かった作品の位置を調整。「右を少し上げて」「上と下をもうちょっと離した方が見栄えがいいね」などと確認しながら作業を進めていった。
県展は22日まで。高知新聞社とRKC高知放送の主催。(楠瀬慶太)
《県展作品解説》(いずれも午前は11時、午後は2時開始)
◆県立美術館
【洋画】
▽7日午後=今崎順生
▽14日午後=入交啓
▽15日午後=堀内理香
▽22日午後=田島栄
【日本画】
▽7日午前=荒木陽一、八木真理子
▽7日午後=市川雅彦
▽9日午前=土居恒夫
【先端美術】
▽7日午前=都築房子
▽14日午後=門田修充
◆かるぽーと
【彫刻】
▽7日午後=大野良一
▽8日午後=山岡良仁
▽21日午後=小野寺るか
【工芸】
▽15日午後=川村雄二、青木邦子、岡崎壮
【書道】
▽9日午前=浜田尚川
【写真】
▽7日午後=津野広幸
▽8日午前=久保田昌也
▽8日午後=和田徳恵
▽9日午前=杉野節子
▽15日午後=徳久茂
▽22日午後=入交貞悦
【グラフィックデザイン】
▽7日午後=出水華代
▽8日午後=松井大洲
▽14日午後=森本忠彦
▽15日午前=手島健司
▽22日午前=竹内研介