児童が考えたお祭り成功！　高知市の大津小に５００人以上集まる

2023.10.10 05:00

児童が考えたお祭り成功！　高知市の大津小に５００人以上集まる

高知新聞社

大津フェスティバルで踊りをひろうする児童ら（高知市大津乙の大津小）

　高知(こうち)市(し)の大津(おおつ)小学校(しょうがっこう)で１日(ついたち)、児童(じどう)や卒業生(そつぎょうせい)、保護者(ほごしゃ)や地域(ちいき)住民(じゅうみん)が集(あつ)まり、踊(おど)りや出店(でみせ)を楽(たの)しむ「こじゃんと楽(たの)しめ！！大津(おおつ)フェスティバル」が初(はじ)めて開(ひら)かれました。児童(じどう)が考案(こうあん)したイベントで、５００人(にん)以上(いじょう)が参加(さんか)しました。

　２０２１年(ねん)、当時(とうじ)の５年生(ねんせい)が「大津(おおつ)小(しょう)のみんなが笑顔(えがお)になれる取(と)り組(く)みについて意見文(いけんぶん)を書(か)こう」というテーマを学習(がくしゅう)。現在(げんざい)、土佐(とさ)中学校(ちゅうがっこう)１年(ねん)の曽我部()壮()永()さんが「みんなでお祭(まつ)りをする」と提案(ていあん)する内容(ないよう)を書(か)き、岡林()宏枝()校長(こうちょう)に発表(はっぴょう)しました。学年(がくねん)代表(だいひょう)のイベントに選(えら)ばれましたが、新型(しんがた)コロナウイルスのえいきょうで開(ひら)けず、今年(ことし)ようやく実現(じつげん)しました。

　多(おお)くの卒業生(そつぎょうせい)が通(かよ)う大津(おおつ)中学校(ちゅうがっこう)吹奏楽(すいそうがく)部(ぶ)の演奏(えんそう)で開幕(かいまく)。卒業生(そつぎょうせい)で３年(ねん)の岡林()未空()さんは「学園(がくえん)天国(てんごく)」を歌(うた)って体育館(たいいくかん)をわかせ、「小学校(しょうがっこう)最後(さいご)の運動会(うんどうかい)は縮小(しゅくしょう)されてやり残(のこ)したこともあったけど、楽(たの)しく歌(うた)ってすっきりした」と満足(まんぞく)そうに話(はな)しました。

　運動場(うんどうじょう)には特設(とくせつ)ステージが設(もう)けられ、児童(じどう)らがよさこい鳴子(なるこ)踊(おど)りや「おおつ音頭(おんど)」をひろう。保護者(ほごしゃ)や大津(おおつ)中(ちゅう)生徒会(せいとかい)などもボールすくいやくじ引(び)きなどの出店(でみせ)を開(ひら)いて盛(も)り上(あ)げました。

　イベントを考案(こうあん)した曽我部()さんも会場(かいじょう)を訪(おとず)れ、「こんなに人(ひと)が集(あつま)ってびっくり。みんな楽(たの)しそうでうれしい」と話(はな)していました。

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