ジョウロウホトトギスさき始める　佐川町・牧野公園

2023.10.06 05:00

ジョウロウホトトギスさき始める　佐川町・牧野公園

高知新聞社

つりがねのような花がさき始めたジョウロウホトトギス（佐川町の牧野公園）

　佐川(さかわ)町(ちょう)甲(こう)の牧野(まきの)公園(こうえん)で、放送(ほうそう)が終(お)わったＮＨＫ連続(れんぞく)テレビ小説(しょうせつ)「らんまん」にも登場(とうじょう)したジョウロウホトトギスがさき始(はじ)めました。つりがねのような黄色(きいろ)い花(はな)が石(いし)がきぞいをいろどり、秋(あき)の訪(おとず)れを告(つ)げています。

　ユリ科(か)の多年草(たねんそう)で、佐川(さかわ)町(ちょう)出身(しゅっしん)の植物(しょくぶつ)学者(がくしゃ)、牧野(まきの)富太郎(とみたろう)博士(はかせ)が発見(はっけん)し、和名(わめい)（日本語(にほんご)での呼(よ)び名(な)）を命名(めいめい)しました。名前(なまえ)の由来(ゆらい)になった上臈(じょうろう)は貴婦人(きふじん)を意味(いみ)し、５センチメートルほどの花(はな)びらははなやかで気品(きひん)を感(かん)じさせます。

　牧野(まきの)公園(こうえん)はなもりＣ―ＬＯＶＥのメンバーによると、見(み)ごろは１０月(がつ)初(はじ)めだといいます。

　メンバーの一人(ひとり)、市川()浩司()さん（６４）は「らんまんのオープニングにも登場(とうじょう)している植物(しょくぶつ)。牧野(まきの)公園(こうえん)に足(あし)を運(はこ)んでもらい、らんまんの余韻(よいん)にひたってほしい」と話(はな)しています。

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