話題の小説「伝言」　四万十市出身の小説家・中脇初枝さんの新作　「山田風太郎賞」の候補に

2023.10.02 08:32

話題の小説「伝言」　四万十市出身の小説家・中脇初枝さんの新作　「山田風太郎賞」の候補に

高知新聞社

　四万十市出身の小説家、中脇初枝さんの新作「伝言」（講談社、１９８０円）＝写真＝が話題を呼んでおり、「第１４回山田風太郎賞」（ＫＡＤＯＫＡＷＡ主催）の候補となった。現在の中国東北部、かつての満州で生まれ育ち、その体験を語り継ぐ活動に取り組んでいる崎山ひろみさん（９３）＝高知市西秦泉寺＝を主人公のモデルに敗戦前後の満州をリアルに描き、現在の日本へとつながる壮大なストーリーだ。

【関連記事】伝えたい思い共有…小説「伝言」満州と今をつなぐ　「満洲の歴史を語り継ぐ高知の会」で活動する崎山さん、作家・中脇初枝さん

　　　　　◇

…

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。

今すぐ登録する

ログイン

高知のニュース四万十市語り継ぐ戦争・戦後本紹介