地酒の酒米できた！　四万十市の大用小中生らが収穫

2023.10.02 05:00

地酒の酒米できた！　四万十市の大用小中生らが収穫

高知新聞社

地酒「とみやま」の原料米を収穫した地元の児童ら（四万十市大用）

　四万十(しまんと)市(し)富山(とみやま)地区(ちく)の地酒(じざけ)「とみやま」の原料(げんりょう)となる酒米(さかまい)の収穫(しゅうかく)が９月(がつ)２２日(にち)、四万十(しまんと)市(し)大(おお)用(ゆう)であり、地元(じもと)農家(のうか)と小(しょう)中学生(ちゅうがくせい)ら約(やく)３０人(にん)がいねかりにはげみました。

　富山(とみやま)地区(ちく)の農家(のうか)らでつくる酒米(さかまい)生産(せいさん)部(ぶ)（西村()悦男()部長(ぶちょう)）は、２００１年(ねん)から酒米(さかまい)「吟(ぎん)の夢(ゆめ)」を栽培(さいばい)。四万十(しまんと)市(し)の藤娘(ふじむすめ)酒造(しゅぞう)へ酒(さけ)造(づく)りを依頼(いらい)して、出来上(できあ)がった酒(さけ)をオーナー制(せい)で販売(はんばい)しています。今年(ことし)は約(やく)２．４ヘクタールに植(う)え付(つ)けており、８月(がつ)の台風(たいふう)６号(ごう)のえいきょうでいつもの年(とし)に比(くら)べ収穫(しゅうかく)量(りょう)は減(へ)りましたが、酒(さけ)造(づく)りに必要(ひつよう)な量(りょう)は確保(かくほ)できているそうです。

　いねかりには大(おお)用(ゆう)保育(ほいく)所(しょ)、大(おお)用(ゆう)小中学校(しょうちゅうがっこう)から合計(ごうけい)１８人(にん)の子(こ)どもが参加(さんか)。農家(のうか)からかり方(かた)を教(おそ)わり、こうべを垂(た)れたいなほをかまで収穫(しゅうかく)していきました。

　大(おお)用(ゆう)小(しょう)５年(ねん)の小野()美怜()さん（１０）は「スパッと切(き)れるのが楽(たの)しい。他(ほか)の地域(ちいき)の人(ひと)にお酒(さけ)をおいしく飲(の)んでもらいたい」と話(はな)していました。

特集読もっか読もっかニュース